今日は薬のお話です。
前立腺肥大症で使用される薬は
まず代表的な薬としてα1受容体遮断薬があります。
α1受容体遮断薬は、前立腺肥大症に伴う排尿困難の薬として、
現在最も多く使われる内服薬です。
前立腺平滑筋に対する交感神経緊張状態を抑えることにより、
前立腺を弛緩させ、
また、最近、前立腺肥大症に伴う過活動膀胱の改善にも効果があり、
排尿困難だけでなく、
頻尿、
夜間頻尿、
尿意切迫感などの蓄尿症状
の改善にも有効であることが示されています。
内服後1週間以内で症状改善効果と満足度が得られます。
この薬は前立腺を小さくする効果はありませんが、
継続投与における長期的な改善効果も示されています。
その中でもユリーフ
とういう薬は
選択的α1A受容体遮断薬と言われています。
α1A受容体は前立腺に多く存在するため
排尿障害
つまり
おしっこが出ない
おしっこが出にくい
などの症状があるときに
このユリーフが効果的です。
「ユリーフ®」は選択的α1A受容体遮断薬であり、
前立腺に主に存在する
α1A受容体を遮断することにより、
前立腺肥大症に伴う排尿障害を改善します。
既存薬に比べ効果の発現が早く、
尿が出にくいなどの排尿症状と、
頻尿や尿が我慢できないなどの
蓄尿症状の両症状を改善する特長があります。
内服は朝と夕食後 1日2回となります。
まだジェネリックはありませんが
もうすぐ発売される予定です。
発売されればお財布にも
優しい薬になりますね。
また他の薬も紹介していきますね。
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