今日は先日少しお話した
膀胱訓練のお話です。
簡単に言えば
尿をしたくても我慢する
ということです。
注意しなければいけないのは
膀胱訓練をしていい人としてはいけない人
がいるということです。
下記のような疾患の方は注意が必要ですので
医師の判断のもとで実践していただく方がベターです。
膀胱訓練に適さない人
①尿が出づらい前立腺肥大症のような病気
②細菌感染によっておこる膀胱炎
③急に尿意が起こり我慢することができない重度の過活動膀胱
④蓄尿時や排尿時に痛みがある間質性膀胱炎
⑤膀胱に石がたまる膀胱結石
⑥前立腺癌
⑦膀胱癌
簡単!膀胱訓練のやり方
では、訓練のやり方を説明します。やり方はいたって簡単です。
①肛門や尿道に力を入れてぐっと尿を我慢する
②排尿以外のことを考えたり、ゆっくり深呼吸することで尿意を紛らわせる
③尿を我慢する時間を5分、10分と計画的に少しずつ延ばしていく
~ポイント~
ポイントは、尿意には波があることを知ることです。
尿意は波のように強弱があります。
尿意が強い時に行動すると
尿を漏らしてしまうことがあり、
万が一漏らしてしまうとトラウマになって、
さらにトイレを気にするようになってしまう場合があります。
ですから、トイレに行く時は波が弱い時に
行くようにしましょう。
自信の無い方は外出時は避け、
まずは尿パッドなどをあてて自宅での練習をお勧めします。
そして、訓練をしてすぐに効果がなくても3ヶ月位は続けてみましょう。
次回はいよいよ過活動膀胱の薬物療法の
お話です。
新薬も含めてお話させていただきます!!
お楽しみに!!
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