まず過活動膀胱の代表的な
お薬は
以前からあった抗コリン薬です。
今日はウリトスを紹介します。
このお薬は
膀胱のムスカリン受容体に
拮抗的にはたらき、
自分ではコントロールできない
膀胱平滑筋の過剰な収縮を抑え、
膀胱に尿をためやすくするお薬です。
過活動膀胱における尿意切迫感
、頻尿および切迫性尿失禁の治療に用いられます。
口の中で溶ける
OD錠となっています。
1日2回飲むお薬なので
例えば夜間頻尿だけ困るとか
昼間の頻尿だけ困るときは
1日1回とか
バス旅行の時に頻尿改善させたいときは
その時だけとか
短期的に使うことができる薬です。
主な副作用は
口渇・口内乾燥 164 例(37.7%)
便秘 59 例(13.6%)
残尿 8 例(1.8%)
などがあります。
あと抗コリン薬の全般的な副作用として
閉塞隅角緑内障の患者様に使用することは禁忌となります。
緑内障を持っている方は
眼科の先生に確認の必要性があります。
2007年発売以来
たくさんの患者様に使われ
上記のような副作用はありますが
軽度で
非常にいい薬です。
今後はジェネリックのお薬も
出る予定ですので
財布的にも優しくなりますね。
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